当サイトを閲覧いただき、ありがとうございます 今、日本では80歳までに20本の歯を残すようにと呼びかけています。20本の歯があれば、ほとんどの食べ物が食べられます。これも、全てが子供の頃からの、『正しい歯に関する知識を教えてあげる』、『正しいオーラルケアを習慣化させてあげる』等、親から子供への教育からスタートします。 このサイトでは、その基本をできるだけ分かりやすく、書かせて頂きます。

お子さんの歯、大丈夫?

みなさん、私がこんなサイトを作成するからには、さぞかし虫歯の子供が 増えている事とお思いでしょう。
しかし、厚生労働省が実施している歯科疾患実態調査によると、昭和62年 から平成17年にかけて5歳から25歳未満の年齢層では、永久歯の中の虫歯 の割合は減少しています。 特に、10歳未満での永久歯の虫歯は、14.6%と大変に少なくなっており ます。
この実態を引き起こしている、大きな要因は『予防歯科』の定着です。 虫歯になる前に予防するという事です。
『予防歯科』の方法は、『歯医者さんでの定期健診』と『家庭でのケア』です。 あなたのお子さんは、治療以外で、歯科検診をどのくらいの頻度で受けていますか?
日本歯磨工業会のアンケート結果では、20歳未満の年代では3か月から1年に一度、 歯科検診を受けている割合は79%にも及びます。
このオーラルケアに対する、関心の高さが虫歯予防に大きく貢献しているのです。 では、実際に子供たちの歯を、どのようにケアしてゆけば良いのか?
このサイトでは、その方法を各年代ごとにご紹介していこうと思います。 【2009】

口腔関連の情報

歯周病

この時期は乳歯と永久歯が混在するため、ブラッシングにコツがいります。
全部の歯に同じようにブラシを当てていては磨き残しができてしまいます。
真っ直ぐ当てたり、斜めに当てたり、場合によってはヘッドの大きさの違う歯ブラシを使い分けたりしても良いでしょう。
とにかく、これも歯科医院で教えてもらいましょう。鏡を見ながら丁寧に教えてくれます。
そして、もうひとつ気をつけたいのが歯肉炎です。歯周病の仲間です。
歯茎が赤く腫れたり、ぶよぶよしてきたり、歯磨きの時に出血したりします。
これも早期発見が必要です。ですから、この時期までは、まだまだパパ・ママの仕上げ磨きが必要なのです。
そして、この歯肉炎や歯周病もパパ・ママから移ってしまいます。家族揃って、しっかりとしたオーラルケアを心掛けてください。

28本の永久歯

いよいよ永久歯への生え替わりの時期ですね。
生え替わりは自然にまかせておいて良いのですが、子供は気になるもので舌で動かしたり、指で触ったりして無理に抜こうとしてしまいます。
乳歯が虫歯の場合、乳歯の根だけが残ってしまって、永久歯が曲がって生えてきたり
することもあるので注意して下さい。
俗にいう6歳臼歯という一番奥の歯が生えてきます。この歯が永久歯として最初に生えてきます。そして、前歯から順に生え替わっていくのですが、最終的には28本の永久歯は生え揃います。その後、親知らずが生えて32本になる人もいます。
ただ、先天的に欠損していて歯の本数が少ない人もいます。歯医者さんに聞くと教えてくれます。特に問題のない場合がほとんどです。

おやつについて

この時期からは、食生活は大人とほとんど同じになってきますね。
それと同時に食べカスが口の中に残るようになってきます。お茶を飲ませたり、固いものを食べさせたりしながら、極力食べカスが残らないようにしたいですね。
そして、食べ終わったら3分以内に歯磨きです。理想はパパ・ママも一緒に歯磨きをすることです。とにかく歯磨きの習慣化の努力をして下さい。
おやつにも注意が必要です。理想は、この時期できるだけ甘いものは与えないのがベストなのですが、そうも言ってられませんね。
ですが、キャラメル・チョコレート・飴など、大人が食べても歯に残る食べ物を積極的に与えるのは避けましょう。
また、歯科医院でも歯にやさしいおやつを取り扱っているところもあります。聞いてみてください。今はネット通販などでも購入できるようです。

第二乳臼歯

3歳を過ぎたころに、第2乳臼歯が生えてきます。この段階では一番奥の歯です。
これで、20本の歯が生え揃うことになります。
この第2乳臼歯は食べ物をすり潰すことのできる歯です。しかし、一番奥で唾液の自浄作用も受けにくく、面も広く、溝も複雑なため虫歯になりやすい歯です。
そして、ブラッシングもしずらい場所ですが、歯科医院でブラッシング指導してもらえばコツが分かります。もうひとつの方法としては、シーラントです。
虫歯になる前に、液状のプラスチックで溝を埋めてカスが溜まるのを防ぎます。歯医者さんと相談してみてください。
歯の本数も増えて、歯の間も隙間なく詰まってきます。そうすると、歯間の虫歯が増えてきます。ここで活躍してくれるのが、デンタルフロスです。ぜひ仕上げ磨きの後にでも使ってあげて下さい。意外にカスが出てきるのでビックリしますよ。
この時期までには、かかりつけ歯科医師を決めておきたいものです。
子供の立場からしても、決して楽しいものではない歯の治療を、毎回違う先生に受けるよりも、顔馴染みの先生に治療してもらうほうが、精神的のも楽なはずです。

キスはダメ??

この時期に特に気をつけたいのが、パパ・ママからのミュータンス菌の感染です。
俗にいう虫歯菌ですね。感染といっても、この菌が移っただけで虫歯になる訳ではありません。食べカスや歯垢などの要因と結びついて虫歯が発生します。
産まれてきた子供には、もともとミュータンス菌はいません。感染原因としては、虫歯のある人が使った箸で食べさせる、口移しで食べさせる等が考えられます。
特に両親や祖父母から移るケースが多いようです。
可愛いのは分かりますが、キスも良くはありませんね。
ですが、これらの原因を完全に排除するのは無理なのです。ですから、ご両親も虫歯の治療をしておく、歯磨きをしっかりする等のオーラルケアが必要なのです。
そして、子供がいろいろな食べ物を食べ始まったら、もうミュータンス菌がいると考えてオーラルケアに気を付けてあげるようにして下さい。

検診・フッ素

1歳半検診からは歯科検診も始ります。
歯の生え方をチェックしたり、虫歯はないか診たり、ブラッシング指導などもあります。
せめて、この時期までは虫歯を作りたくないですね。
フッ素塗布も忘れずにしておきましょう。乳歯は虫歯になるのも、虫歯が進行するのも早いので、しっかりとした虫歯予防をしておきましょう。1年に1回は塗布してもらいましょう。日常的には、フッ素入り歯磨き剤を使いましょう。

すべての歯が揃います

1~3歳のこの時期で乳歯は全て生え揃います。
大人の真似をしたがり、いろいろな食べ物にも興味が沸いてくる頃です。しかし、焦ってなんでも与えてしまってはいけません。最初は柔らかい物から噛む練習を始めてください。
2歳になると乳犬歯も生えてきて噛み切る力が増してきますが、この時期の奥歯である、第1乳臼歯は、食べ物を十分にすり潰すほどの大きさがないため、唾液によって柔らかくならない、こんにゃく類や蒲鉾、固い生野菜などは注意が必要です。
とはいっても、乳児期に比べるとはるかに多品種の食物を口に入れる訳ですから、必然的に虫歯になる可能性も増してきます。
虫歯の割合はは3歳を超えた頃から増え始めます。これは、この3歳までの時期でのオーラルケアの仕方のよって大きく左右されてきます。
まずは食生活ですが、規則正しく食事を摂るのはもちろん、おやつも2回くらいにしたいところです。ダラダラ食べる習慣をつけない、甘いもの好きにさせない事が必須事項ですね。
そして、『食べたら磨く』です。2歳を超えると自分で磨きたがります。『練習磨き』どんどんさせてあげてください。最後の『仕上げ磨き』はパパ・ママがしっかりしてあげて下さい。
特に、ブラッシングでこの時期に気をつけたいのは、上の前歯と奥歯ですね。
上の前歯は唾液による自浄作用を受けにくい場所なので、歯垢が溜まりやすくなります。
歯間と歯と歯茎の境目に注意して磨いてください。
奥歯は噛み合わせのミゾですね。この部分にどうしても食べ物カスが残りやすくなりますので、歯垢に注意して磨いてください。
そして、おすすめしたいのが歯間には『デンタルフロス』、仕上げには『フッ素入り虫歯予防ジェル』を使用してください。
歯科医院に行くと購入できますし、使用方法も教えてくれます。

おしゃぶりは大丈夫?

この時期に、悩むのが『おしゃぶり』ですね。昔は、赤ちゃんは当たり前に使っていましたが、最近では専門家の間でも賛否が別れていますね。
私の個人的見解では、そんなに神経質になることもない気がします。歯並びなどに影響を及ぼす等の問題が指摘されていますが、良い面もあるのです。
吸う力を養ったり、鼻呼吸を学んだり、頬の筋肉が発達したり等です。
そして、いざ辞めさせようと思えば、おしゃぶりを隠してしまえば良いのですから、赤ちゃんの多少の不機嫌をしのげば意外と簡単に辞させる事ができます。
その点で、少し厄介なのが『指しゃぶり』ですね。これは隠すことができないので、いつまで経っても吸うことができます。
3歳くらいまでには、ほとんどの子供がやめるのですが、それを超えて続くようであれば、歯科医師に相談してみても良いでしょう。

生え始めの歯

歯が生え始まると、いよいよ歯磨きが始まります。
この生え始めの歯は、エナメル質や象牙質が薄く虫歯になりやすい歯です。
かといって、過度のブラッシングや強い力でのブラッシングでも傷みやすいので、乳児用の毛質の柔らかい歯ブラシで1本、1本やさしく磨いてあげましょう。
この時期は唾液も多いので、神経質にならずに『歯磨きの練習』ぐらいの気持ちでOKです。
赤ちゃんが歯ブラシに興味を持つようであれば、しっかりとした監視のもとで、おしゃぶり代わりに預けてみるのも良いでしょう。歯ブラシへの抵抗感がなくなります。
そして、歯の質を丈夫にするのに、フッ素塗布も受けましょう。市町村で実施していたり、歯科医院でも受けることができます。
早い時期に『かかりつけ』を探したいのであれば、歯科医院で診てもらうのも良いかもしれませんね。
もうひとつ、この時期から起こり始めるのが、口や顔をぶつけた時に歯が折れたり、グラグラしたりという事故です。
この場合は、焦らずに出血箇所などを確かめ早急に歯科医師の診察を受けて下さい。もし、歯が折れてしまった場合は牛乳や水に浸して、歯科医院に持参してください。
早めに持って行けば元通りになる可能性もあります。

無歯期

産まれてから7~8か月までは、歯のない状態の無歯期です。
母乳や粉ミルクが主な栄養源ですし、歯もないので歯磨きは特に必要ありません。
ですが、赤ちゃんが嫌がらないようであれば、授乳後にガーゼで歯茎を軽く拭いてあげても良いでしょう。
そうすることで、赤ちゃんも口の中に物が入る抵抗感も和らぎ、歯ブラシへの抵抗も少なかったり、お母さんも赤ちゃんの歯茎の中の歯の状況を知る事ができます。
そして、生え始めは7か月頃から下の前歯2本が生えてくるケースが多いようですが、生え始める時期、場所は個人差が大きいのであまり気にしないほうが良いでしょう。

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